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2016年男子ゴルフ・女子ゴルフ部門別データ(スタッツ)

2016年シーズンの日本ゴルフツアー終了

春まで、週末の楽しみがひとつなくなってしまうのは残念です。

ただ今年は米ツアーでの松山選手の活躍を楽しみにできますね。

さて、日本ツアーの話。

結果は、

男子の賞金王は池田勇太選手。

女子の賞金女王はイ・ボミ選手。

池田勇太選手が賞金王になったのは今回が初というのが、ちょっと意外。

その存在感から賞金王をすでに獲っていたように思い込んでいました。それだけ風格があるということでしょう。

イ・ボミ選手は、2年連続の賞金女王。こちらは名実ともに女王の風格があります。

後半は若干不調の感がありましたが、常に上位にいる強さは今年も健在でした。

個人的には、笠りつ子選手がイ・ボミ選手を追い上げる鬼気迫る様が印象に残りました。

賞金ランキング以外にも、様々なデータランキング(スタッツ)が発表されていますので、見てみると面白いかと思います。

女子ツアーデータ(スタッツ)

イ・ボミ選手の強さ

たとえば、イ・ボミ選手。

平均ストローク、パーオン率、パーセーブ率で1位。

他は、平均パット数、平均バーディ数は3位。

上位にいないのはイーグル数くらい(28位)。いかに強かったがわかります。

男子ツアーデータ(スタッツ)

池田勇太選手と谷原秀人選手のわずかな差

池田選手はどうでしょう?

平均ストローク、平均パット、バーディ率で1位。

面白いのがパーオン率が6位なのにバーディ率が1位ということ。

パーオンしたときは高確率でバーディにしているということであり、それを実現するパッティングの正確さがあったということでしょう。

それは平均パット数1位ということにも表れています。

パッティングの好調さと、チャンスをものにする勝負強さが、賞金王になった要因かもしれません。

賞金王を争った谷原秀人選手も、池田選手と同じ傾向です。

しかし、パーオン率では池田選手よりも上にいるのに、バーディ率ではわずかに下、平均パット数もわずかに下というちょっとした差が、賞金ランキングのわずかな差になったのかもしれません。

ちなみに、ドライビングディスタンスは、池田選手28位、谷原選手55位。二人とも飛ばし屋の部類には入りません。

飛ばなくてもいいスコアは出せるということでしょう。

たとえば、無名ながら2週連続優勝して時の人となった時松隆光選手のドライビングディスタンスは96位ですが、フェアウェイキープ率は4位、平均パット数は5位です。

 

データ(スタッツ)を見ると、いろんな発見があるかと思います。